AT-PHA05BTが予想以上に良い件

店頭で試聴して購入余裕でした。

Web上の評価で散見された無音時のホワイトノイズは全く気になりませんでした。
一応環境を晒すと、iPhone4S iOS5.1とklipschのimageX10で、ソースはLAMEエンコードした192kbpsのCBRなmp3です。
上記環境で、無音時のホワイトノイズや、静かな部分でのノイズ混入は私の耳では聞き取れませんでした。というか、そんなもの鳴ってるか?という感じ。
ちなみに、箱開けてすぐ使い始めても全然充電があるので地味に嬉しかった。

静かめのソースとして、sophie milmanのbeautiful loveのイントロとか、chick coreaのStandards & Moreとか、鬼束ちひろの月光のアルバムバージョンとか、Jack Johnsonのbetter togetherなんかを試して見ましたが、ノイズは気にならず。

アンプ性能としては、AT-PHA30iからの乗り換えで違和感無い感じ。同等の性能はあるのかと。雰囲気も同じでしょうか。iPhone直と比べると、音の分離が良くなる方向で、低音はよく見る報告同様底上げされる感じ。ウッドベースの弦の振動も感じ取れます。低音が前に出てもボーカルの鮮明さや高音が埋もれる、等ということもありませんね。

とりあえず使って見て、無線通信を利用している割に、音質的にマイナスと取れる点が無いのは非常に良いです。ホワイトノイズ問題はもしかしたら再生ソースや再生機器依存や相性かもしれません。

まあ、通話は試していないので、どんな感じかはわからないですね。後はBluetooth故か、iPhoneの電池の減りも若干早いような。これは、仕様上電池が早く減るとされていた、AT-PHA30iよりも顕著かもしれません。

それにしても、一回ワイヤレスを味わってしまうと、有線には戻れそうもありません。iPhoneの取り回しに気を使わなくて良いのはかなりポイント高め。ケーブルに伴う行動の制限から解放されて自由にiPhone弄りながらいろんな体勢になれます。
AT-PHA30iでは、ドック端子を占有するゆえ、iPhone充電しながらの利用ができませんで、それはそれで家にいる時にヘッドホン使わないので良かったのですが、AT-PHA05BTならそういった制限はありません。また、ドックを使うことで、ケースに制限があった状態からも解放されるのはとても良いですね。これはイヤホンジャックが埋まってしまい思い通りにイヤホン使えないようなケースを使っているスマホ全般に言えることかと。ただ、ケースによる電波干渉とかは検証してないのであしからず。相性の悪いケースとかあるかも。

AT-PHA30iとの差で嬉しいのは、クリップがパワフルなこと。AT-PHA30iのそれは少しホールド感が足りませんでしたが、AT-PHA05BTならホールド感は文句ありません。

とりあえず本日既に3時間くらいは使ってると思うのですが、AT-PHA05BTの電池もあまり減ってないようですし、使っていて困ることや辛いこともなく、取り回しも楽な良品ですね。とりあえず明日はHD25と一緒に持ち出す予定。

エフェクト機能は正直空気です。SRSのエフェクトは昔のwindowsからあまり好きじゃないです。

そんなこんなで、Bluetooth接続でアンプ内蔵なレシーバーとしてオススメできる製品かと。試聴して気に入れば買いな逸品ですね。