ウルトラマン大博覧会 ROPPONGI天空大作戦

今日はウルトラマン博覧会に行ってきました。

ウルトラマンと言えば日本人で知らない人はいないと思われるほどの国民的ヒーローです。実際、作品まで見たこと無くても「ウルトラマン」「ウルトラマンセブン」「バルタン星人」「ピグモン」「カネゴン」辺りはキャラクターもしっかりイメージできると思います。そんな国民的ヒーローや人気怪獣が間近で見れて写真まで撮り放題。その上秘蔵資料や数々の「ウルトラ雑学」がちりばめられた記念展ということで行ってきました。ちなみに料金は学生1000円。私は彼女と二人で学生の展望台セット券をWebの割引券使用で一人1400円で見てきました。


ちなみに私の彼女は、ウルトラマンは見たことがない・世代的にダイナ・ティガ辺りの名前は知っている・知っているキャラクターは上記の主要キャラクターのみというこの博覧会にとっては"お呼びで無い"感たっぷりの人です。




さて、博覧会ですが、目玉の怪獣展示コーナー「怪獣回廊」は迫力満点で素晴らしかったです。人気キャラクターやちょっと見たことある人ならわかるキャラクターが横一線です。この博覧会では「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラマンセブン」を扱っているのでそこまでの怪獣が紹介されているわけですが、これらが動き回っていたと思うと感動です。



その他、科学特捜隊・ウルトラ警備隊基地のジオラマや使われた衣装・小道具などが紹介されていたり、ウルトラマンのマスクの変遷とかが実物展示で確認できたり、小物から大物まで紹介されていて面白かったです。ウルトラマンに関する当時のおもちゃなどもたくさん展示されていて時代を感じさせます。昭和リバイバルブームのこの時期にもってこいな資料です。


さて、連れて行った彼女ですが、全く予備知識なくても意外と楽しめたようです。怪獣もカネゴンピグモンぐらいしか知らなかった割にはいくつかの怪獣をかわいいと言ってくれる感性の持ち主だったのでよかったようです。



最後まで見てウルトラマンの写真なんて撮ってないことに気が付きました。やっぱり怪獣が好きだ。


私自身ウルトラマンなんて世代でもなんでもないのですが、ちょうど父親が世代だったりするわけです。そうなると再放送なんかを私が子供の頃に普及したビデオで録画しているわけです。必然的に私自身もよく見ることになりましたが、よく考えてみたらライダーよりウルトラマンな家庭だった気もします。買って貰ったソフビの人形もウルトラマンとか怪獣が多かった気が。私が子供の頃はライダーはブラックでしたしウルトラマンは小学生ぐらいまで全くやっていなくて、グレートに外人が出ててなんか気持ち悪かった覚えがあります。それでもバルタン星人とウルトラマンの戦いとか、アントラーとかゼットンとかにかなりの衝撃を覚えた記憶があります。第一話のベムラーも。


授業で『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』を見てレポート書かされたりしたので、特撮は最近熱かったりするのですが、博覧会にあった年表によると円谷氏が世界的話題作『ゴジラ』を撮ったのは彼のキャリアの中でも2/3辺りを過ぎてからなんですね。キャリアのスタートは戦前から始まっていたようでした。特撮という手法と日本のお茶の間を賑わしたヒーロー・怪獣・怪人達の原点がここにあると思うととても感慨深いです。


さて、博覧会の後に展望台を見てきましたが、都内の数ある展望台の中でも特に景色が近くて素敵でした。近すぎて怖いくらい。窓の前に手すりなどがないので窓に張り付くように夜景が望めます。イスもそれぞれの窓ごとに設置してあって、ロケーションはとてもいいと思います。お茶できるスペースなんかもあり、とてもいいと思います。行ったこと無い人は是非。


個人的にはこの写真がいろんな意味でツボだったりします。→http://www.ocn.ne.jp/anime/ultra/corner/p02.html(博覧会特設サイト内画像ページ)
とまあ、最近ではジョージアのCMにウルトラマンセブンが起用されていたりと目にすることもたまにあるウルトラマンの世界に行ってみるのもよいかもしれません。博覧会は1月20日までとなっております。あと10日ほどですので行かれる方はお早めに。ちなみに1月14日(成人の日)にはバルタン星人がくるそうです(ぇー