セガGTやってました

350円だったので買い。買う前に一応前評判だけ調べておいたのですが、意見が真っ二つに割れていて、少々賭けっぽくもありながら、良いとする人たちの「挙動がリアル」とかなんとかに引かれて買ってしまいました。ですが、徹夜でやってしまうほど面白いので良しとします。

まず、悪いとする人たちの言う「真っ直ぐにすら進めない」という言葉が何を指しているのかまったくわかりません。ちゃんと真っ直ぐ走ります。どうしたら真っ直ぐ走らないのか教えて欲しいくらいです。とはいえ、高速域に突入すると、セッティング次第では直線の安定性すら保てなくなるようなので、パワーでごり押ししようとした結果出た不満だと解釈させていただきます。

わたしはグランツーリスモは1・2くらいしかまともにやったことないので、3以降の画質とかなんとかはわからないのですが、セガGTのスピード感に一番わくわくさせられています。先日長野に行く際にスコの人の車に乗りましたが、高速ではほぼ140Km/hで追い越し車線を走っていた際に見ていたものに相当する速度がうちのディスプレイに描かれています。が、コーナリングはそれでももうちょっと大変じゃないかなとか思ったりもしますが、きっと画面だけじゃGを感じないからだと思います。

敵車にうまいこと追突されると、あっという間にスピンします。車が大破しないだけマシです。もちろん、当たり所さえ良ければスピンせずに走りつづけられるので、なんとかなります。ちなみに、グランツーリスモのようにコーナー進入の際に全車一斉にブレーキングをしてゴタゴタするような見苦しい描写は殆どありません。ブレーキングしなくても曲がれるということではなくて、全車がある程度レベルの差をもって、それなりの車間が開いているせいです。

グランツーリスモの方が理想のラインをトレースし易かったりしますが、簡単だったってことなのでしょうか。セガGTでは少しの油断もできません。いまだにそれなりのアクセルワークの必要となるコーナーを理想の速度・理想のラインで抜けられません。

ということで、一生懸命やってみるとかなり面白いゲームだったりします。わたしはレーシングコントローラーを格安で手に入れられたので、それを有効利用するために買っただけなのですが、どちらも買って損がないのが素敵です。とはいえ、払った代価が550円と350円なので、そもそも発売当時に云千円払った人たちに比べてダメージも少ないとは思いますが。

というものの、最近はゲームの発売日を見てゲーム購入リストなんか作っちゃってるような人たちが多いので、そういう人々にとって見ると手軽に遊べて面白さがすぐ現れるようなゲームの方が受けがいいんでしょうか。それが、よく言われる「面白いゲームが最近減ってる」現象につながってる気もしますが。

そんなことより、セガGTはなかなか面白かったですよっと。探せば100円でも買えそうなのでドライビングシミュレーションがやりたくて、少し時間に余裕があるような人なんかは是非どうぞ。

SeGa GT Homologation

SeGa GT Homologation