スキー行ってきました。

どういったジャンルに書けばいいのかわからないので適当に組み合わせてお茶を濁します。


スキーへ行ってきました。先週の火曜日から金曜日にかけて。北志賀竜王。夜行バスで朝着、一泊して夜行バスで帰ってくるというコースでした。2日間のリフト券とレンタルスキー、レンタルウェア着き。ホテルに泊まり、一応部屋に風呂トイレあり。宿泊日の夕食と次の朝の朝食もついていました。これで\1,3900。閑散期の特別プランです。


夜行バスと言えば、乗り合わせたお客さんによって、乗り心地が大分代わってきます。同乗者と慌てず騒がず平穏無事に過ごせるのがもっとも過ごしやすいわけです。行きは騒がしくも無く、むしろ騒がしかったのは私達の方かもしれないので正直申し訳なかったかもしれませんが、静かにPSPで動画鑑賞しながら行きました。前の手すりにPSPをくくりつけてハンズフリーで映像鑑賞しましたが、これは中々うまく行きました。前の人がシートを倒してもそんなに見づらくなることも無く、問題ありませんでした。イヤホンジャックに二股のアダプターをかまして、イヤホン2本体制で。

途中サービスエリアも適度に泊まって休憩できました。というか、夜行バスといってもずっと高速乗っているわけではないんですね。むしろ高速乗ってない時間の方が多いわけで。安い理由は高速料金を抑えているからということでしょうか。まあ、長野まで高速に乗ってしまうと3時間そこそこで着いちゃうことを考えれば、夜22時発の朝6時着という時間のために高速乗らないのは問題ないでしょう。


朝眠いながらに現地に着き、ホテルを確認してレンタルスキーの手はずを整えます。レンタルは全て宿泊先のホテルで。今回は完全にスキーのみ。私はスキーは全く滑れなかったのですが、パートナーがスキーは完璧だというので、教えてもらうつもりでスキーに。ロッカーを借りて準備を整えたらいざスキー場です。


ゲレンデはほとんどボーダーでしたが、コースも多く、色々と斜面が用意されていて滑りやすかったです。とはいえ、私はスキー板を履いたことがある程度の人間なので、最初は下のリフトへ行くことすらままならない状態でそんなことを語れるような立場ではありませんでしたが。とにかく最初のリフトに乗り、そこから下れる斜面で軽い練習。スキーを全く履いたことがないということはなかったので、一滑りでとりあえず上から帰ってこれる位には滑れるようになりました。上手に教えてくれた彼女に感謝です。


ゲレンデと言えば各種休憩所・レストランが目玉の一つだと私は勝手に解釈しているのですが、こちらのスキー場も色々な休憩所があって面白かったです。自家製の窯焼きピザを出す店とか、恐ろしくうまいカフェテリアのカツカレーとか、行楽地のメシというのはとにかく面白いです。どこのレストラン・喫茶店もドリンクバーをやっていたのには時代の流れを感じましたが(ぇ


こちらの北志賀竜王スキー場には、日本および世界最大級らしいロープウェイがあります。これで山頂のスキー場との間を行き来できるわけですが、ロープウェイなんて小学生のときぶりなのではしゃぎました。規模は日本(世界?)最大級の名に恥じないほどかなりのもので、パートナーは二日間怖がってましたが、私としてはかなりワクワクしました。リフトは正直苦手なのですが(ぁ


ロープウェイの詳細を彼女が聞きに行ってくれている間ゲレンデ案内を見ていたら、後ろから「Hey,brother!」と声をかけられました。欧米の外人さんに声をかけられ、「上のゲレンデは難しいのか」といったことを英語で尋ねられたので、とりあえずゲレンデ案内の英語表記を頼りにしながら「Easy!」的なことを返答したりしました。その後ロープウェイまで一緒に乗り合わせ、彼女も交えて楽しく会話できました。私のパートナーは英語でのやりとりを私よりはできる口なので、もっぱら彼女が会話して、意味をとるので精一杯の私は横で笑っているだけでしたが、違う言語の方とそれなりにコミュニケートできる場というのはいつでも楽しいものです。


上のコースはほとんど初級で、上級コースは上と下のコースを繋ぐ「木落としコース」のみだったので、上級者以外はロープウェイで行き来するように、というお達しがありましたが、上の初級コースは非常に滑りやすくて楽しめました。外人さんは「腹減った」と言ってロープウェイからすぐのカフェテリアへ消えていきました。

さすがに日本最大級のロープウェイで上がった先です。景色は格別で素晴らしかったです。行った二日間天気にも恵まれたので、というか暑いぐらいで寒さ対策が軽く裏目に出たくらいでしたが、とにかく景色は最高でした。


上のコースでは、コース外で色々なグループが思い思いの雪の創造物を作ってました。それらの多くはリフトからよく見えたので、リフトで動く美術館のようでしたね。もちろんリフトで見た美術品をゲレンデを滑ってきて近くで確認もできたので2度楽しい。スタンダードな雪だるまはもちろん、たぬきの顔やかなりリアルなカブトムシ、『キングクリムゾンの宮殿』みたいな顔とか、今をときめくチョッパーやら、男性器信仰の現場かみたいなものまで様々に。これらがかなりクオリティが高く、思わず声を上げてしまうものばかりでしたが、声を上げられればそりゃ喜ばない人もいないわけで、見てる人作っている人の間に暖かい旅の良さみたいなものも流れていて楽しかったです。


宿泊したホテルは部屋はやたら広く、というか多分大部屋。6人くらいは余裕を持って寝れる部屋に二人だったのでスペースの使い方に悩みました。というか今思えばでんぐり返しぐらいはできたなとか。私は初日は疲れてしまい、3時のチェックインから部屋に着くなり夕飯まで寝てしまいましたが。彼女が気を利かせて持ってきてくれたサロンパスの必殺『はさみ張り(ふくらはぎ)』のおかげで筋肉痛の類には2日通して全くなりませんでした。もっと死ぬ思いをするかと思ったのですが。すぐに滑れるようになったのも、無駄な筋肉痛にならなかった要因と思いますが、正直サロンパスはかなり利きました。


食事は正直閉口しました。+\1000で「DXバイキング」になるということでつけたのですが、冷めた食品がずらりとならび、揚げ物の多くは冷凍食品そのまま。そのくせサラダにつけるドレッシングはなぜか「自家製」。そして「自家製ドレッシング」には味が無い。ただのオイル。どれも脂っこいかパッサパサになっているかというような料理ばかりで、一番おいしかったのがアイス。このアイスというのが、コンビニにあるような冷凍ボックスに入っている取り放題のアイスですが、入っているアイスはコンビニのものそのまま。そりゃうまいはずだ。デザートにはケーキもありましたが、このケーキがまた酷くて、チーズケーキはじゃりじゃり。チョコレートケーキはにょもにょもして食べれたものじゃありませんでした。コーヒーもまずいし、ミルクの入っている容器はケチャップ入れか!というような容器。そしてミルクをいくら入れてもコーヒーの色が黒いまま。いったいなんだこれは。

さらに、朝ご飯も驚きで、こっちはバイキングをつけず、プランそのままの朝食を頂いたのですが、これがまた酷い。一枚のプレートにカサカサの食パン、妙なジャムかマーガリン、ベチャベチャのスクランブルエッグみたいな卵焼き、ベチョベチョの千切りキャベツにまた味のないオイル、そして色の変わらないコーヒー。刑務所の食事の方がもう少しまともだと思いました。まともに食えたもんじゃない(ぁ


ということで、一番うまかったのはゲレンデにあるカフェテリアの窯焼きピザとカツカレーでした。あと、ゲレンデ近くの食堂の各種どんぶり。スキー場では何も困らなかったのにホテルの方がいづらかったです。大浴場もあったので行ってきましたが、まあこんなもんだろうなという感じ。それより、これもやっぱり別にあった温泉の方がクオリティ高くてよかったですね。疲れも吹っ飛びましたし。


帰りのバスが団体さんと鉢合わせしてしまったせいもあり、正直うるさかったのですが、帰りもやっぱりPSPで映画など見ながら帰ってきました。今年度最後の雪遊びと言うことで存分に楽しめました。一応まだまだなんとかいけないことも無いと思うので、春休みなんかしておこうと言う学生諸君や今年はウインタースポーツやってないという方々など閑散期を狙ってのスキーなんていかがでしょう。