鉄道博物館

昨年秋にオープンして以来大盛況の鉄道博物館、略して「鉄博」に行ってきました。タモリ倶楽部鉄博の回をリアルタイムで見ており、こんなもんができるのか!と心躍らせていたわけですが、とうとう行ってきましたよ。平日じゃないと混むだろうからなーとずっと見送っていました。


が、平日とは思えない混み方をしていました。こんな普通の何も無い平日にアホほど混んでるとは一体なんなんだと。


さて、大宮自体降りるのはじめてなんですが、さすが郊外のターミナル駅。やっぱりどこか見たことある感じの郊外っぽさに思わず安心。大宮に住んでる人には失礼ですが。もちろん私は千葉の人間なので郊外っぽさでは負けません(ぇー


ニューシャトルに乗って一路鉄道博物館駅へ。一駅なのですぐですが、シャトル八景島シーパラダイス行きのときに乗ったものに似ていて、少しジェットコースターっぽさにどきどきするわけです。


駅を降りるともう目の前にそれっぽい外観が。D51(通称デゴイチ)の顔とか展示してある。


入り口はスイカパスモで入場できますが、せっかくなので専用ICカードで入場しました。入場料は大人1000円。


シミュレーター系の展示は予約制と知っていたのですが、まさかこんなに枠が狭いとは思いませんでした。ミニ列車試乗は100名程度。SLシミュレーターは十数人という驚きの少なさ。博物館入ってすぐやったことはミニ列車試乗のために1時間並ぶことでした(ぁ


さて、無事にミニ列車の整理券をゲットできたのですがお昼すぎてしまったのでお弁当を買うことに。いくつかの電車車両が休憩所・飲食のために開放されていますので、そこでご飯が食べれます。外に展示されている客車でチキン弁当、鳥弁当を買って食べました。チキン弁当はチキンライスとから揚げ。鳥弁当はそぼろと照り焼き。鉄道博物館はJR線の線路沿いに建てられているので様々な電車が走るのを見ながらご飯食べたり休憩できたりします。貨物もかなり走るのが見もの。あとは高崎線とか湘南新宿ラインとか。屋上の展望スペースではそれらの電車に加え、新幹線も見ることができます。やはり写真撮っている人も多いですね。


お腹もいっぱいになったところで展示を見て廻ることにしたわけですが、ミニ列車の時間もあったので、まずはラーニングゾーンを見学。電車の仕組みや電車にまつわる技術の話を全般に取り扱う、科博みたいなゾーン。パンタグラフの上げ下げやってきましたよ!あとはレールの仕組みとかミニチュア車両を画面見ながら模擬運転する模型とか。これが良くできてましたね。走るミニ車両(プラレールより大きい)にヘッドカメラがついており、その映像が自分の座っている液晶に映る。それを見ながら、1ハンドル式のコントローラーで運転体験。ちゃんと制限とか速度メーターの簡単なものがついており、駅で止まるように指示されます。これが家にあって、プラレールとかで遊べたらどんなに楽しいことか(ぁ
そのほかにもこどもにもちゃんと説明すればわかってもらえるような素敵展示が盛りだくさんです。


時間もきたのでとうとうミニ列車に試乗。やっとだ!私達が乗ったのは2ハンドル式の成田エクスプレス。1ハンドルはさっきのところで触ったので2ハンドルがやりたくてしょうがありませんでした。万世橋駅を出て、途中3駅を経由して戻ってくるコース。発進から「出発進行」「制限解除〜」と一人で盛り上がりましたが、一緒に乗ってた彼女も乗り物で楽しんでくれたようです。


目的も果たしたので晴れて車両展示へ。さすがにこの時点で4時近くだったので、人もだいぶ減ってきました。車両展示はすごい好きな人じゃないと「楽しい!」とまでは行かないかもしれませんが、高尾行き中央線の展示コーナーにあったブレーキ操作の台車や、その他の中まで入れる車両展示は楽しいですね。あとでタモリ倶楽部見直していたら、彼女が座った場所に松尾が座ってたのにはしゃいでました(笑


車両展示はとにかく日本の車両の歴史が刻まれた非常に濃密な展示でしたね。好きな人は是非。


あとは資料的なものの展示室。ここには駅に備え付けの時計や改札機の昔のもので残っているものが置いてあったり、昔の駅名のプレートなんかも展示されていました。昔なつかしのものなんかもあります。


現在特別展示は新幹線です。新幹線の模型をはじめ、技術や歴史を詳しく解説してくれています。


で、最後に乗ったのは車両シミュレーターで、山手線に乗ってきました。経路は大崎〜田端間。山手線は実写の映像で乗れるのですが、東海道線京浜東北線はCGでしたね。やはり実写の山手線でしょう。実写の映像は198○年(失念)の映像なので、今と比べると楽しいです。私達が並んだところ、ちょうど私達で列が締め切られてしまったので、乗る頃にはシミュレーターの周りには誰もいませんでした。独り占め。
シミュレーターは本物の車両を使ったものに乗り込み、ハンドル操作で実際に運転します。振動などもリアルに作ってあり、本当に運転しているかのように感じるほどです。彼女もテンション上がりっぱなしでした。
後ろで元気な音を出していたSLシミュレーターは揺れ方も凄くて、派手でしたね。操作はやることが多くて大変そうですが、一度はトライしてみたいものです。あと、新幹線のシミュレーターも乗ってみたかったところ。どれだけ映像が早く流れるものなのか。


そんなわけで、シミュレーターで運転していい思いして最後を締めくくりましたが、非常に楽しかったです。
帰りは少し大宮をぶらついて帰ってきましたが、大宮駅は改札の中の方がなんかすごいですね。スーパーかデパ地下かと思うような品揃え。何でも揃うので街にお金落とさない人も多そうです。


というわけで、まだまだ人気の衰えない鉄道博物館ですが、かなり楽しめる作りですので、機会を見て是非。シミュレーター系は操作に体格的なものがあるので、身長によっては乗れない場合がございます。身長が小さいお子さんとか。その点だけご注意を。