京都へ(1日目)

「そうだ、京都へ行こう」と思ったのは関西行って大阪しか見ないのもどうかなというどちらかというと「ついで」でしたが、先述の通り
行ったことが無かったのも事実で、ちゃんとこの目で見れるものは見たいなという気持ちで、結局最後にいろいろ調べることになりましたが、体験できてよかったなぁというところです。


まずは新幹線で京都へ。むしろ朝乗った総武線快速東京行きが錦糸町まで極限の混み方で旅行の荷物を持っている私には文字通り「死ぬ」ような思いでしたが、なんとか東京駅に到着し、パートナーとも合流できました。かくいう彼女は前日「一睡も」できずに徹夜での旅行初日です。死ぬ気です。新幹線は9時36分発。もちろん駅弁は買いました。残念ながらバヤリースオレンジは売っていませんでした。JRはバヤリースを置くべきです。これは旅のMustアイテムというのは私だけでしょうか。


新幹線では静岡から西へ行ったこと無い私。かなり楽しみました。ひかりでの旅でしたが、名古屋あたりも気になりました。行ける機会があれば是非降りてみたいなと。


さて、京都ですが、まず出口で迷いました。新幹線の改札を抜けてから向かったのがメインの市街地と逆側で荷物もそこに預けてしまいとんだ無駄足。気を取り直して逆へ行くと噂の駅ビルとともに広い階段もあり、私としては好印象でした。景観の問題などで色々あったとは思いますが、私はそんなにぶち壊しということもないかな、と。写真取るの忘れましたが、入り口の「JR京都駅」の文字盤が、「JR京 都駅」という具合に離れているのが妙に気になりましたがあれはどういった意図があったのか。


京都ではバスの交通網が非常に発達しているということで、実際観光名所をうまく廻れるようバス路線も豊富にあるようだったので、一日バス乗車券を購入しました。市バスが220円均一での乗車ですが、この一日パスは500円。3回乗ればもう元が取れるという非常に便利なチケットです。駅出てすぐのバス案内所で簡単に購入できますので便利です。220円区間は全てこれでまかなえます。同時にバス路線図もくれるので、バスでの移動に非常に助かります。


問題はバスの路線網です。非常に豊富なバス路線網は初めて訪れる人には非常に難しい。どのバスがどこへ行くのかはもちろん、どっちの方向へ進むのか、乗り換えが必要なのか、とにかく見るべきポイントが多すぎて、移動の度に困りました。とはいえ、主要な観光地には決まってバス停留所があり、通りという通りにバス停が張り巡らされているのは、どこにいてもバスさえ走っていればどこへでも行ける安心感はあります。特に、大きな名所や京都駅行きといった中心となるポイントへ行くバスは多方面から来ることもありたくさん走っています。次乗ればなんとかなる場合も多くてこれはこれで助かります。バスの路線の読み方は京都へ行く前にタウン情報誌などで予習しておくと良いと思います。


最初はバスがすぐに向かってくれた三十三間堂へ行きました。噂にきくこちらの名所ですが、私自身ゆうきまさみの『究極超人あ〜る』で少し出てきたのを知っているくらいで、あとはたいしたイメージもなく、お堂の広さとかも頭よりちょっと上くらいにもう屋根があるなんか長い木造の建物くらいにしか思ってなかったんですが、そんなイメージは一瞬で覆されまして、非常に広いお堂にびっしりと階段状に展示された仏像仏像仏像。圧倒されました。見たこと無い人は高をくくるものですが、これはしょぼいイメージを抱いていた人であればあるほど感動も大きいかと。


次はこれもバスが近くへ行ってくれた清水寺へ行ってきました。パートナーもここへは修学旅行の際に「時間が無くて断念した」場所だということで、はるばる行ってきました。それなりに長い坂を登ると門があり、そこはもう市街地の景色とは遠く、山の中ですね。門は非常に綺麗でした。本堂へあがろうとすると、胎内めぐりというやつを発見。試しに入ってみましたが本当に暗い。真っ暗です。奥に行くにしたがってひんやりしてくる。外が暑かったので涼むにはちょうどいいですが、なにせ真っ暗で何も見えないので楽しくはないです。とりあえず奥にある光る石とやらを回して願い事をして帰ってきました。肝試し的なところもありますが、とにかく真っ暗というだけなので、自分と戦うつもりで一度入ってみてはいかがでしょうか。


清水寺の本堂はなるほど、非常に良い景色でした。これが噂に聞く眺めかと非常に感動しました。山の中はセミもまだまだ多く、夏を感じさせる自然も楽しめました。秋は秋でそれは綺麗な紅葉が楽しめることでしょう。清水もすくってきましたが、流れる3本の滝にそれぞれ意味があるというのを下山したあとに知ってちょっとショック。これはまあ列もできていたのでそれぞれに当たるというのはまあ無理な話かもしれませんが、信じるものは救われるということでとりあえず1本でも良しとしたいものです。


下山途中にある休憩所でかき氷やだんごなんかを召していたらこの時点でもう4時。金閣寺にも行こうとしたのですが、ここから金閣へバスが40分(乗り換えあり)で、途中声をかけられた人力車のお兄さんの話では5時にしまるということで急いだのですが、ちょっと無理そうだったので、二条城のあたりから四条烏丸のあたりの市街地観光へ切り替えました。個人的に錦市場へ行きたかったのですが、情報誌によると5時くらいで閉まるとのこと。半ばあきらめてうろうろしたのですが、意外や意外、全店閉店が6時くらいのようで、5時代でもまだやっているお店も多くて、錦市場は満喫できました。揚げ物なんかを食べながらうろうろできますし、食に関する京のお土産をお探しのようでしたら是非廻っても良いかもしれません。ただ、どちらかというと地元の人の買い物スポットのようなところもあるので、日持ちするような梱包をされてないものも多く見受けられました。その日に帰るとかなら問題ないと思いますので、是非行ってみてはいかがでしょうか。


そういえばマックは茶色でした。あと、ファーストキッチンが多くあるように感じました。また、関西圏は「カラオケ歌広場」が「ジャンボカラオケ広場」だったのが印象的でした。マークが一緒。地元の人が「ジャンカラジャンカラ」言っていたのが気になりました。あとは大阪の話ですが、梅田ヨドバシカメラのテーマがやっぱり梅田仕様でした。というか、「ヨドバシ」で変換かけて「淀橋」が最初に出たのですが、大阪の淀川と関係あるのか無いのか、その辺の真相はどうなっているのでしょうか。「新宿西口」の歌だけに関東系だと思っているのですが。


さて、日が暮れたころに賀茂川をうろうろしてきました。先斗町の辺り。飲食店の明かりがとても綺麗でいちゃつくにはちょうど良いですね。また、川辺でお酒飲んでる人も多くて、私は隅田川でよく飲みますが、賀茂川のような場所があればそっち行くなとは思いますね。川自体も隅田川よりぜんぜん良いですし。マイナスイオン出ていそうで。


そんなところで京都から大阪行きのJRに乗ったのが8時ごろ。大阪の大阪港にホテルを取っていまして、チェックインは10時でしたが、少し早めのチェックイン。大阪はそれこそ初めてでしたが、やっぱり駅内のエスカレーターの立ち位置とか違いました。東京とは逆です。また、地下鉄中央線も非常に違和感がありました。


大阪港は天保山という埋立地にありまして、さながらお台場みたいな感じ。むしろ豊洲とか芝浦かなというところですが、大観覧車は本当に大きかったですね。あと、海遊館。建物自体が非常にでかい。あれだけ高さのある水族館はあまりないのではないでしょうか。今回は中に行けませんでしたが、いつか入ってみたいですね。ちゅら海水族館行かなくてもジンベイザメが見れるスポットですし。


私達が泊まったのは海遊館サントリーミュージアムが並ぶその隣にある「ホテルシーガルてんぽーざん」というホテルです。非常に綺麗で、前面オーシャンビュー。私達の泊まった部屋は観覧車やUSJ側とは反対のコスモスクエアなどのある側でしたが、それでも非常に綺麗でした。逆側の景色も見てみたいものです。また、こちらのホテルでは海遊館や観覧車などの優待チケットも販売しています。USJのチケット自体は安くなりませんが、エクスプレスチケットや園内の飲食が安くなるチケットなど、いくつかの優待チケットの束を付けてくれるので、実質いくらか安くなる感じではあります。何よりUSJのチケットセンターに並ばなくて良いのが助かりました。チケットの印刷等は同じものということですし。近くにはコンビニをはじめいくつかの飲食できるスポットもあり、観覧車を有するハーバービレッジには飲食街やフードテーマパークもありますので、ここはここで結構楽しめると思います。USJ行きの船がすぐ裏の港から発着するのも非常に良いポイントです。船は8時40分(だったかな)に最初の便がでるので、USJの開園にも間に合います。帰りもUSJの閉園に合わせた便が残りますので、ユニバーサルシティで何時間も粘るような遊び方をしなければちゃんと帰ってこれます。閑散期だったこともあるとは思いますが、これでカップルプランが1泊一人4725円だったのには驚きです。2泊で9450円。かなり安く上がって満足でした。レストランは一度も利用しなかったので、料理については何も言えませんが、必要十分な設備と景色、館内の綺麗さなどでも良いホテルだと思います。


さて、1日目でかなり長くなってしまって疲れたので、USJを含め2日目以降はまた書きます。


参考リンク

追記
ヨドバシの真相は「淀橋」のキーワードの中にありました。東京都の地名なんですね。しかも西口。