お盆休みは結局暑さとパソコンとの闘いでした

なんか釈然としない。明日からどう生活しようか。体がちゃんと活動してくれるのでしょうか。


ということで、今日はパソコン冷却に関して更なる悪あがきをしてみたところです。
昨日のことですが、ふと思い立って前面の空いている5インチベイパネルと3.5インチベイのパネルを外してみたのです。すると、見る見るうちにPC内部の温度が下がり、-5℃くらいのところで安定しました。現在も私の部屋の温度が32℃に対してPCが34℃。非常に快適です。思い切ってCPU・メモリをOCして、AthlonXP 3200+(2.2GHz相当)、FSB200、DDR400で駆動させてみてもなんら問題ない温度。ブラウザ起動して文字打つだけならこの気温でCPUが46℃です。いわゆる窒息ケースってやつですね。


うちのPCケースはそれこそファンの吸排気のバランスすら考えられていないようなものですが、その上空気の入り込む隙間すらなかったのです。側面のパネルを外すなどをして冷やしたり空気の流れを見たりすることも考えられるのですが、これだと外気の状況によっては逆効果だったりとかすることもあります。現に私の家の環境では温度が上がります。理想的吸排気が求められます。


私のPCのケースは前面ファンの前に5mm程度の丸穴をいくつか空けた空気口がついているのみで、他はあまり空気を取り入れてくれそうな面がありません。ケースのシャーシ自体にはいくつかぽつぽつと穴が空いているのですが、前面のパネル類が非常に高い密閉性を生み出しているようで、静穏PCには持ってこいなのかもしれませんが、私の家の環境ではそれは酷というものです。また、リアファンのパネルも60mmという小さなファンに前述の丸穴を空けた通風孔なので、とても効率がよろしそうではありません。今回はそこをがっつり広げて空気の取り入れを確保することにしました。前面パネルの5インチベイのパネルなども穴空け加工をして通風孔を作ればとりあえずよい状況にできるのではないかと考えています。


ということで、夜のうちに必要そうな工具を調べてみると今は100均で比較的なんでも揃うようです。ニッパーやペンチはもちろん、ダイアモンドヤスリやピンパイスも100均で買えるようです。ということで、朝は100均をめぐることに。いろいろ巡ったのですが、ピンバイスを扱っている店が近くにはありませんでした。ニッパーとダイアモンドヤスリは購入。ニッパーは一応金属面を相手にするので駄目になったときのためにも2本。また、金属加工で出た金属の細かいゴミは残してしまうとパソコンの動作にとんでもない支障を招きかねないので、しっかり除去するためにエアダスターも。これで掃除もかねられます。


家に帰ってから作業開始なわけですが、部屋でやるとゴミの処理や掃除が大変なのでベランダで。私の部屋のベランダは広さこそあるのですが、お昼以降は完全西日の直射に合うので非常に暑い。この状況を利用しない手はない!ということで、上半身裸でハーフパンツという「海」な格好で上半身もKOMUGIIROに焼いてしまおうという作戦です(ぇぇー
さて、はじめてみると予想以上に暑い!汗は噴出しっぱなしです。途中何度も水分補給を要しました。そして、金属面が意外と手ごわい。どころか歯が立たない。一本目のニッパーは最初のはさみいれでお亡くなりになりました。柄の部分からボキッーと。二本目は慎重に、というかぜんぜん役に立たない。結局カッターで切れ込みを入れてペンチでそこを無理やり掴んで、切れ込みに沿ってもいでいくという非常に荒っぽい作業となりました。暑さもあり、前面の吸気ファンの上半分で断念。こんな簡単な工具ではなかなか進まないことが判明いたしました。後部ファンの通風孔は手つかず。せめて前面パネルに穴あけぐらいはと思いピンバイスを握るも、最前面に張ってあるクリアーのパネル(アクリルか?)に全く歯が立たない。ひとつすらも穴を空けることができませんでした。ぇぇ、2mm程度の穴ひとつあけられませんでしたOTL


ということで、今回悪あがきしてみたものの、全く効果を感じることなど無しに今も5インチ・3.5インチベイのパネルを抜いて涼を取っています。改造のための工具代やさらなる改造のためのファンやステイなどのパーツ代考えたら、ケースを買い換えたほうが全ての意味で安上がりです。手間もそうですし、もともとの拡張性の無さも改善可能、ファンは大風量の12cm、その上39℃シャーシ、通風孔の多いモデルなら窒息することもなし。私の鈍感なら静穏タイプを買う必要もありません。HDDも追加してもあと一つだろうなというところで、適当なIDE(Serial?)カードを追加して終わりです。改造もいいけど改造することで得られるベネフィットといいますか、ポテンシャルのあるケースにこそ改造は効果を発揮するということでいいでしょう。私のケースは近々引退となりますOTL


ということで、今までこのケースでいろいろやってきましたがもう限界です。ていうか色々やってかかった費用考えれば明らかに買い換えたほうが安いわけで、安物買いの銭失いというか、勉強代は高くつきましたね。しかも4年がかりとか。とりあえず色々やって楽しみましたが、基本的なケースの構造でその8割は決まってしまうと考えてよいと思います。基本的な構造以上のものを引き出すにはそれこそ金属加工の専門家とか何か特殊な技能・趣味のある人でないとなかなか簡単にというわけには行かないのかなという印象。


まああとはネット見ながらケースのことでも考えます。ついでにこんなことを世の中の人は考えていますよ。

上からの転載。これは吹いた。
http://image.blog.livedoor.jp/blv42/imgs/2/3/239e8226.jpg
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